« JN-462入荷 | トップページ | フォーナインズ春夏新作情報 3 »

ビジョンテスター・コレクション(^^)

06100030

左からビジョンテスターSE、同SD、
同Dです。3台有りますが、すべて一
度に使うわけではありません。(全機マニュアル式)
SDは殆ど使いません。SEも登板回数は少ないです。いずれも各眼の度出し(近視遠視乱視度数の測定)には用いず、両眼視機能検査(眼鏡用)のために使います。マニュアル式の利点はロータリープリズムの負荷プリズム度数の入り方が、電動式に比べなめらかなところで、それによる検出値の信頼性が高いところです。

たびたびこちらで紹介しているのは右端のDです。
多くの改造を施しているので、「ビジョンテスターD改(KAI)」
と呼んでいます。しかもこの経30年のDが一番稼働率が高い。

それは独自にダブルロータリープリズム仕様に改造している
こともあります。このロータリープリズム自体、油圧式で
ゆっくり&まったりの付加が持ち味。採りにくいBLUR
-POINTの検出に向いています(向いていますが、対象す
べての同ポイントを採れるワケではありません)。
SEの速く動くロータリープリズム(AOなどと同じ)とは真逆です。

また眼位を求める際、融像を除去する方法の1つに、フォン
グレーフェ法というやり方があるのですが、SEなどでは
R6UPと10INという標準的な分離量です。
ところがこの分離量では、大きな外斜位を持つかた(測定中の
アダプテーション)や、もともとR6UPに近い上斜位を持つ
かたの場合吸収してしまうので、完全に融像を除去出来ないこと
があります(標準分離量の場合、他方のロータリープリズムで補う手もありますが)。

ビジョンテスターDはもともとの仕様でR6UP.L6DN
(合計12垂直)、さらにR10IN.L10IN(合計20基
底内方)という強力な分離を行えます。

例えばそれほど、あるいは全く上斜位を持たないかたへの近見
眼位測定においても、R6UPの量では縦一列視標の上下分離
された視標同士が上端と下端で一部かぶり、各眼の像を1つに
合わせようとする力が掛かってしまう(運動性~)のでは?という
疑いを、払拭できないのですが、VT-D改の12垂直分離では全くその心配はいりません。

(比較は所有している実機においてであり、同型異バージョンは不明です)

|

« JN-462入荷 | トップページ | フォーナインズ春夏新作情報 3 »