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装用感優先でいきましょう(^-^

Visiontester 事例 2008.06.XX
35歳 会社員 男性

直近の健康診断で装用視力0.8
ぐらいだとの評価で来店。その他の診断は特に何も無しとのこと。
奥行き感の希薄。ダブリ感はあるが、それで普通と感じていた。
お聞きすると、PC作業など近見では左眼をつむり右単眼視をしている時が多い。

前眼鏡(常用)
R(1.0)S-3.75C-1.00AX180 BV=1.0P
L(0.9)S-4.25C-1.00AX170  OCD=64.5
装用視力は0.8ではなかった。レンズに熱劣化クラック有

<<屈折>>
R(1.2)S-4.25C-1.00AX180 dominant
L(1.2)S-3.75C-1.00AX175 PD64

<<両眼視機能測定>>(垂直はコ字)
遠見  12BI L2.5DN
近見  14BI L2.5DN
AC/A 5.6
RGラグR0.75 L1.00

垂直斜位補正無しでの融像幅
遠見虚性x/13.5/12
    実性x/-4/-5
近見虚性x/16/14
    実性x/-3/-4

垂直斜位L2.5DN補正での融像幅
遠見虚性x/15/14
    実性x/1/-2
近見虚性x/16/15
    実性x/2/-3 *その他の記述略

A/B

equipment:TEST-FRAME547simple-LO
               VISIONTESTER-D改(KAI)
             ツインチャート
        チャートプロジェクターCP-30
        オリジナル近用チャート

垂直補正により水平が大幅に改善されるケースは多いのですが、今回の場合少しは喚起されるがそれほど望めず。これを水平Pによって融像圏へ誘導することに。垂直L2.5DN補正の水平融像幅を基本としてシェアード式で7.7Binが出る。R1.00U.L1.5DN 7.5inを試すが立ち歩き装用感と近見も紙面の浮遊感があり劣悪(予想通り)。

そこで実性側限界点の2.0inまでを下限として、
遠近共に複視感が止まる最も+よりを狙う。
その値は3.0inでした。

装用感を確かめ仕上げ度数は
R(1.2)S-4.00C-1.00AX180 2.0Base40゚
L(1.2))S-3.75C-1.00AX175  2.0Base220゚BV=1.2
PD64

立体感もあり近見も複視感は無いとのことですが、
装用感を優先した弱い補正値による妥協案なので、
時々水平系のダブリが出ることをご案内する。
ツーペンシルによる輻輳力の強化も。

メリットとしてはアダプテーションを最小限に出来ること
と、違和感を少なくしながら、これまでにない奥行き感・
ステレオ感を期待出来る眼鏡になるところです。

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