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不同視

近視不同視でむやみに強度眼を落としていた事例にあたりました。

確かに大きな度数差をもうけるのは冒険のように感じて、どうしてもナローな対応になってしまう、という検者の心理は理解できます。ところがそれによるマイナス面もあるわけで、とりわけその結果融像が阻害されてしまうまでナローにしてしまうのはどうかな、と思います。おそらく何の指標もなく落としていってしまったのでしょう。

全矯正(Copeland式両眼開放屈折検査)
RS-7.50  PD58
LS-5.00 dominant

現眼鏡 0.5年経過 DISPO-CL併用者
R(0.5)S-6.00
L(1.2)S-4.75  OCD59

現眼鏡では右眼のぼやけた像が亡霊のように出てくるので、奥行き感などが掴みにくかったようです。そのため右抑制がときよりかかる。間歇性外斜視。

またそのときの距離感などはほとんど分からず、運転などで苦労をされていたようです。

像のぼやけは融像を破る第一のファクターです

AC/Aは3.4ながら全矯正ではやや拒絶がある。
RS-7.50  PD58
LS-5.00

ご本人の感覚をたよりに適当に落としていくと限りなく現眼鏡に近づいていくでしょう。

下限を敷いて、あとは順応してもらう方向性が課題をクリアできるのではないでしょうか。

下限設定のためRLTを応用します。
ターゲットは光源ではなく、縦一列視標。
右眼RL装着。
両眼視下で字のにじみがない最弱度まで右眼S度を落とす。

そのまま視標を光源に変える。
光源位置を確認し、融像していることを確かめる。
(ちなみにこの時の眼位は融像除去ではありません)

装用テストを経た仕上げは下記の通り。
R(0.9)S-6.75
L(1.2)S-4.75 OCD58

equipment:TEST-FRAME547simple-LO
            VISIONTESTER-SE
       VISIONTESTER-Dkai
            ツインチャート(5m用)
       チャートプロジェクターCP-30
            トプコン近用チャート
            桂式光源

04040161 04160166_2

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