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2010年9月26日 (日)

受験生

先週、他府県から中3の男子受験生の相談がありました。

*幼稚園から塾に通っていた。
*小学校6年までは、成績はトップクラスであった。
*中学入学以降、成績は下降気味。
*3年に入って、進学塾のクラス分けにおいて、
 これまでより下位に振られた。
*志望校のランクを下げることになった。学力低下。
*親としては9万円/月の塾代を掛けているのに、という焦り。

眼鏡等で何か補助出来るかどうかの
可能性をみるため測定をしてみました。

<<両眼開放屈折検査>>
Rv1.2(1.5xS-0.25) dominant
Lv1.2(1.2xE)      PD60

<<両眼視機能検査>>
NPCは約8cm
[8]は1.0ex、
[12][18]ともにφ。
[14b]は0.75。ここまで何ともないのですが、
[13b]で13exということは、1.2△/D(cal)
[16ab]は 9/11/-5です。
[21]が1.50
[20]は2.75
その他の記述略

14bと21からして偽輻輳不全ではないようです。

データ的に机に向かって文字を読むことは短時間的にはできても、
それを数時間継続するのは、かなりしんどいはずです。

このテストを経てさらに聴いてみました。
すると
*それまで好きだったDSを好まなくなった。
*昼間に眠気を催す。脱力感。集中力の低下。

これらはよくあるパターンです。
近見時、常にテンションが掛かっていて、
文字等の近見情報を正確に取得し続けることそのものに、
かなりのパワーを掛けていることになります。

さらに
*夏休みの琵琶湖畔における塾の合宿で、
 10時間勉強/日は大いに苦痛であった。
*親に勉強するように常に言われ、ストレスと少しの反抗がある。

これは本人、両親共にストレスになっていると思いました。
精神論や、やる気の問題でないことは、測定値が示しています。
やる気があっても、それにブレーキを掛ける原因があるので、
それを何とかしないといけません。

年齢から考えると、本来トレーニングで解決するべきところです。
ただしこの中三2学期の数ヶ月、視覚トレーニングのみでアプローチ
することの時間的ロスは、避けたいという親の要望があり、
近見ピンポイント的な眼鏡での輻輳補助と、トレーニングの両面で
これから受験に望むことになりました。

思うに、多くの受験生やその両親が似たような状況で焦りを
感じていると考えられます。

その2

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